座席シートの異素材を接合する工程では接着剤を使うことも多くありますが、接着剤を使うと塗布工程では塗布量の管理や乾燥の工程（場所や時間）が必要になり、乾燥後にも接着剤の匂いがなかなか消えないケースも起こりえます。

　タグガンとタグピンを使うと、その工程がハンドツールを使って刺して握るだけの手軽な単純作業に切り替わります。複雑な管理や乾燥の工程も不要になり、コスト削減が可能です。

自動車業界では30年以上の採用実績があります。

家電製品の断熱材としてゴムとスポンジのシート素材を接合する工程で採用実績があります。ゴムとスポンジのシートを縫製して接合する場合、ミシンなどの縫製設備が必要になり、その場所の確保や生産タクトタイムがながくなるなどの課題があります。

タグガンとタグピンを使うと、その工程がハンドツールを使って刺して握るだけの手軽な単純作業に切り替わります。生産タクトタイムは、線で接合するミシンよりも点で接合するタグピンの方が短くなり、コストダウンにつながります。

　タグガンではなくエアガンヘッドを活用頂くと、人が関わる工程も削減することが可能です。